無意識の「憧れの押しつけ」に気づいた日
先日、息子がカードゲームのカードをダイニングに並べ始めました。
平日の朝7時10分に、です。
確かに朝の支度は終えていて、7時25分に家を出るのでまだ時間はあります。
でも、その15分でそんなにカード並べる!?と思いました。
しかも、カードは並べているだけでなく、1人で2人分を演じてバトルしているのです。
朝から元気すぎやしないかい、小6男子。
そんな息子に、「朝からカードとかやめなよ…」と言いたくなりました。
もうちょっとこう、本読むとかさ、そういうことのが手軽だし、スキマ時間の使い方として適正なんじゃないの!?と思ったのです。
喉までそんな言葉が出かかったものの、ふと、「この子、今頭の中で2人分のHPや残りのカードを考えながら戦ってるのか…?」と気がつき、その小言は一旦飲み込みました。
よくわからないモンスター(失礼)がついているカードだったので、「またそんなことして」と思ってしまったのですが、「もしこれが詰将棋だったら、多分私は何も言わないだろうな」と思ったのです。
そして、登校時間になると息子はささっとカードを片付け、ランドセルを背負ってさわやかに学校へ行きました。
…別に何も文句言うことないやん。

学校に行く前に時間があるならドリルの1枚でもやってほしいとか、文字がたくさんある本を読んでほしいのに…というのが本音です。
それは、「こんなふうに過ごせたら素敵だな」という、私ができなかった“憧れの自分像”を、いつの間にか息子に重ねていたのかもしれません。
(私自身は家を出る30分前に無理やり起こされ、バタバタと登校するタイプでした。笑)
そんな勝手な理想を押し付けて、息子の行動を制限するのは違うよなぁ…ということに、改めて気づきました。
息子ももう12歳。
親が思っている以上に、自分で色々考えて行動できるようになっているな〜と思う場面も増えました。
もう少し息子自身のペースや想いを大切にしてあげなければいけないと思ったできごとでした。

