生きていくために必要な“暮らす力”を育てる
個性を大切にしたり、興味を広げたり…ゆたかな人生を送るためにしておきたいことは色々ありますが、原点であるはずの「元気にすごす」が揺らいでしまってはなんにもなりません。
これをかなえるために最も大切なのは、“暮らす力”です。
“暮らす力”は、日々の家事だけでなく、生活リズムをととのえること、毎日元気にすごすための健康管理をすることを言います。
もしすごく勉強ができて、お金をたくさん稼げるようになったとしても、家事が追いつかずに家がいつも不衛生で体調を崩してばかりいたら、結局は稼げなくなり、生活自体が危うくなってしまいます。
それでは本末転倒…。
学校ではこの“暮らす力”をつけるために家庭科を教えてもらいますが、イベント的な調理実習やミシン作業だけでは実際に生きていくことができません。
つまりこの部分は、「家庭で育てなくてはいけない力」と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、「育てなくちゃ!」と意識して力む必要はなく、いわゆる「お手伝い」として子どもに家事を任せたり、生活リズムをととのえたり、当たり前のことを当たり前としていく習慣をつけるだけの話です。
…いや、でもこれがなかなか難しい。
だって、お手伝いしてもらうよりも、親がやっちゃった方が早いじゃないですか。笑
ただ、長い目で見ると、今がんばって(耐えて?笑)おいた方がいいことはたくさんあります。
そのあたりのバランスは…難しいですね。親も毎日必死に生活しているので。
私もつい、息子の「お手伝いする!」を断ってしまったことは何度もあるので、「もう少しやらせてあげてたらな〜」と反省する部分は多いです。

健康面に関して言えば、最近社会的な問題になっている心の健康にも目を向けるようになりました。
心の健康にはさまざまな要素が絡んでいますが、「好きなことがある」というのは1つ大切なことなのかな、と思っています。
「元気でいてくれればそれでいい」は子育ての原点。
それをかなえる“暮らす力”は、焦らず、無理せず、“毎日の習慣の中で少しずつ育てていくこと”を大切にしています。

