苦手なことはなんですか?〜「苦手」を受け止めて、ゆたかな人生に活かす〜piecesのワーク vol.2
sana
pieces
子どもの個性を大切にすることは、実は親にとって、とても難しいテーマだと思っています。
なぜなら、親は無意識で「この子は私の子だから」という感覚になってしまい、つい自分のモノサシにおさめてしまいがちだからです。

息子は12歳になる今もかわいいものが好きで、部屋はぬいぐるみでいっぱいです。
幼い頃からずっとこうなので、最初は「男の子なのにぬいぐるみ…」と思いました。
でも、この《男の子なのに》という言葉こそが先入観で、「右へ倣え」思考だとすぐに思い直し、彼が好むものを否定しないようにしました。
夫もしばらくの間、そんな息子の姿に顔をしかめていましたが、好きなものに囲まれて幸せそうにしているわが子を見ているうち、ついに自分の車にぬいぐるみ(お文具さん)を置くように(笑)。

息子は私たち夫婦と少し違う感性をもっています。
子どもならではのものもありますが、そうではない、本質的に全く違うものを感じる場面がこれまでに多々ありました。
だから思わず、「それは違うでしょ…」と否定しまうことが未だにあるのですが、最近は、この感性ならではのおもしろいアイディアを出す姿が見られるようになり、「このちょっと突拍子もない感覚を、もっと大切にしてあげたいな」と思えるようになりました。

もしこれが他人の子なら、はじめから躊躇することなく、「このアイディアすごいね!」とすんなり言えるのだと思います。
でも、わが子にはつい厳しくなってしまう…。
不思議ですが、それが親子の難しさではないでしょうか。
わが子の個性を伸ばすためには他人の力を借りたり、少し離れて見る練習をしたりすることが必要だと痛感していますが、これらは意識したとしてもなかなか難しい!
ということで、まずは「つぶさない」ことを、日常の中でしっかり意識するようにしています。